第29回無機リン化学討論会(On-line開催)プログラム(確定)

20年08月18日 by
カテゴリー : 行事

口頭発表はweb会議システム(WebEx)での発表及び意見交換が可能です。講演者には、テキストチャットによる意見交換を御用意します。
発表内容の録音・コピー等は、研究者倫理に基づきまして、オンライン開催期間中、すべて厳禁とさせていただきます。
御参加(聴講のみの場合を含む)いただくためには参加登録が必要です。システムの不調により発表・聴講不能や音声・画像が途切れる等のトラブルが発生する可能性がありますが、
参加登録費の返金はできませんので、御理解と御了承のほど御願いいたします。

1日:924 (木)

12:20 開会の挨拶                   日本無機リン化学会会長 大倉利典(工学院大学)

 12:30–13:30 若手研究セッション1 【蛍光体,チタンアパタイト,生体活性セメント,フッ素アパタイト】
座長 薮塚武史(京都大学)

注意事項:若手研究セッションの発表時間11分,質疑応答時間3分,交替時間1

Y-1  湿式経由によるジスプロシウム(III)付活ユーリタイト蛍光体の作製温度の低温度化

〇青木貴伸,遠山岳史,中森菜実,Brahim ELOUADI

日本大学理工学部

Y-2  廃棄物からのチタンアパタイトの合成および遷移金属との複合化

〇寺島亜咲,武井貴弘,熊田伸弘

山梨大学大学院総合研究部附属クリスタル科学研究センター

Y-3  多糖類を硬化液に用いた生体活性セメントの評価

〇茨勇太,児島悠友,高安匡,横川善之

大阪市立大学

Y-4  マイクロ波加熱によるフッ素アパタイトの簡易作製法の開発

〇新井絵里加,遠山岳史

日本大学理工学部

 

13:30–14:30 若手研究セッション2 【アパタイトシェル,ポリ乳酸/アパタイト粒子,PEEK,蛋白質吸着】

座長 横井太史(東京医科歯科大学)

Y-5  ペクチンを基材に用いた水酸アパタイトシェル形成機構解明

〇杉本佳彦1,2,李誠鎬2,加藤且也2, 宮島達也2,永田夫久江2,櫻井誠1

1中部大学、2 産業技術総合研究所

Y-6  ビタミンK含有ポリ乳酸/アパタイトコアシェル粒子の作製

〇鈴木聖也1,2,李誠鎬1,永田夫久江1,宮島達也1,加藤且也1,鳴瀧彩絵3,櫻井誠2,

1 産業技術総合研究所、2 中部大学、3 名古屋大学

Y-7  アパタイト核担持による表面改質を施したポリエーテルエーテルケトンのアパタイト形成能

およびグロー放電処理の影響

〇山根侑也,薮塚武史,高井茂臣

京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー基礎科学専攻

Y-8  タンパク質を吸着させた異方性制御水酸アパタイトセラミックスの硬X線光電子分光分析

〇大沼恵里香1,西原達平1,吉村英恭1, 2,小椋厚志1, 3,相澤 守1, 2

1明治大学大学院理工学研究科,2明治大学生命機能マテリアル国際インスティテュート

3明治大学再生可能エネルギー研究インスティテュート

 

14:30–14:45 休 憩

 

14:45–15:45 若手研究セッション3 β-TCPBone HAp,有機/無機ハイブリッド,骨誘導能,HAp繊維担体材料,3次元細胞培養】
 座長 遠山岳史(日本大学)

Y-9  レプリカ法を用いた多孔質β型リン酸三カルシウムの調製

〇土屋翔,橋本和明,柴田裕史

千葉工業大学

Y-10 骨ミネラル含有アパタイトセラミックスの焼結性に及ぼす原料粉体の粉砕条件の影響

〇興津翔太1 ,横田倫啓1, 相澤守1,2

1明治大学大学院 理工学研究科,2明治大学 生命機能マテリアル国際インスティテュート

Y-11 成長因子を担持させた生体吸収性ポリマー被覆型水酸アパタイト人工骨の作製と

その生物学的評価

〇白井友樹1,北有紗2,竹岡裕子2,陸川政弘2,中野和明3,長屋昌樹3,長嶋比呂志3,4

相澤守1,5

1明治大学大学院理工学研究科,2上智大学理工学部,3明治大学バイオリソース研究国際イン

スティテュート,4明治大学農学部,5明治大学生命機能マテリアル国際インスティテュート

Y-12   大孔径型アパタイトファイバースキャフォルドの作製と株化肝細胞の三次元培養

〇星田彩夏1,高橋昂平1,松浦知和2,相澤 守1,3

1明治大学大学院理工学研究科, 2東京慈恵会医科大学医学部, 3明治大学生命機能マテリアル国際インスティテュート

 

15:45–16:30 若手研究セッション4 OCPHAp coatingMg合金,Zr合金,生体活性機能】

座長 武井貴弘(山梨大学)

Y-13 ピリジンジカルボン酸を層間に導入したリン酸八カルシウムの生成

〇李杰1,横井太史1,大槻主税2,川下将一1

1東京医科歯科大学生体材料工学研究所,2名古屋大学大学院工学研究科

Y-14 リン酸カルシウムの常温常圧液相コーティングによる生体吸収性Mg-Al-Zn-Ca合金の耐食性制御

〇高石健士朗,薮塚武史,高井茂臣

京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー基礎科学専攻

Y-15    生体模倣環境下でのヒドロキシアパタイト形成を誘起するZr-Sn 合金の開発

〇橋本教弘,薮塚武史,高井茂臣

京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー基礎科学専攻

 

16:30–16:40 休 憩

 

16:40–17:40 特別講演セッション

「再石灰化骨様マテリアルの微視構造と力学的特性」                  座長 赤澤敏之(道総研)

北海道大学大学院工学研究院 教授 東藤正浩

 

17:50–18:50 日本無機リン化学会 令和2年度総会

 

2日:925日(金)

 

9:00–9:45 一般講演セッション1 【リン酸誘導体,肌浸透性,紫色顔料,OCP,ジカルボン酸導入】

座長 櫻井誠(中部大学)

注意事項:一般講演の発表時間11分,質疑応答時間3分,交替時間1

G-1  美白成分の浸透性向上を目指したジホスホン酸塩によるリン酸修飾

〇前田秀子,室川綾華,守田香織,松尾莉佳,北吉姫乃,中山尋量

神戸薬科大学

G-2  新規リン酸マンガン紫色顔料の作製

〇斧田宏明,金井志帆

京都府立大院 生命環境

G-3   リン酸八カルシウムの層間に導入されたジカルボン酸イオンの構造に関する考察

〇横井太史,川下将一

東京医科歯科大学生体材料工学研究所


9:45–10:30
 一般講演セッション2QCM、抗癌剤、DDS、抗菌薬、徐放性制御】

座長 相澤守(明治大学)

G-4   QCMを用いた抗がん試薬の吸脱着特性の評価と課題

〇菅野亨,山中靖子

北見工業大学 

G-5   パクリタキセル含有コアシェル粒子のがん細胞生存性への影響

〇李誠鎬1,宮島達也1,鳴瀧彩絵2,加藤且也1,永田夫久江1

1産業技術総合研究所,2名古屋大学

G-6 リン酸カルシム骨ペーストを用いた抗菌薬放出制御

〇菅生健,川島良太,中須正議,中島武彦

HOYA Technosurgical株式会社

 

10:30–10:40 休 憩

 

10:40-12:10 令和元年学会賞受賞者記念講演セッション

座長 大倉利典(工学院大学)

功績賞

A-1 「水熱反応を利用した水酸アパタイトに関する研究」

高知大学名誉教授, 信州大学学術研究・産学官連携推進機構特任教授 柳澤和道

A-2 「機能性無機リン材料化学の開拓-バイオエレクトレットとイオン導電体ナープシオの開発-」

東京医科歯科大学名誉 教授,帝京大学戦略的イノベーション研究センター 客員教授

工学院大学先進工学部客員教授 山下仁大 


座長 横川善之(大阪市大学)

学術賞

A-3 「P-O系およびP-N系化合物に関する研究」

中部大学工学部応用化学科 教授 櫻井誠

 

12:10–13:30 昼 食

 

13:30–15:50 公開特別シンポジウム

  「コロナ社会を打破する異分野融合と地域創生プロジェクト: オートポイエーシスシステムへの挑戦」

総合司会 小林正義(寒地資源高度利用研究所: ADTEC)

基調講演 

K-1 「コロナに勝つ:パンダの糞からの発想」:30

北見工業大学名誉教授・寒地資源高度利用研究所所長 小林正義

 

話題提供 コメンテーター:70

S-1  「北の大地で自然栽培へチャレンジ 環境再生医からの警告 」

NPO法人自然環境復元協会 環境再生医 福沢信一

S-2  「地域資源サケを用いた生体高分子プロテオブリカン量産技術開発に挑戦」

株式会社リナイス代表取締役  鳴海正樹

S-3  「食品水分種の特異性を用いた新しい食品設計への挑戦」      

北海道立工業技術センター研究部長 小西靖之

S-4  「持続可能な社会に向けたコンバーテイングシステム:明日へ向けた地域の挑戦」

極東高分子株式会社技術部長・取締役 吉田昌史

S-5  「稚内珪質頁岩(WSS)を用いた新しい空調システム開発への挑戦」                                        

日本熱源システム株式会社課長(北海道大学客員准教授) 外川純也

S-6  「化学工学の挑戦(Industrialization and industrial innovation in Kazakhstan)」

Nazarbayev University准教授 Boris Golman

S-7  「超高齢社会の健康科学に役立つバイオマテリアルの開発と骨再生医療への挑戦」

     北海道立総合研究機構専門研究主幹 赤澤敏之

北海道医療大学 村田勝

 

15:00–15:40 総合討論(参加者の発言,質疑応答等)

 

15:45–15:55 若手優秀研究発表賞の表彰

横川善之(大阪市大学)

15:55–16:00 閉会の挨拶

中山尋量(神戸薬科大学)